2018年5月30日

子宮肉腫に罹患しても、元気に生きています

私の姉が「子宮肉腫」というがんにかかった時、症例数が少ないので情報を集めるのが大変だったのです。本やインターネットを調べると、ある程度は情報が分かるのですが「同じ病気を経験した人」というのは見つけることができませんでした。「子宮筋腫だと思って手術をして、病理検査の結果は子宮肉腫だった人が多い」と病院の先生に言われました。精神的はかなり動揺して、落ち込んでいましたが側に寄り添い続けることでフォローしました。姉が経験したことを身近な人に話をすることで、「こんな病気もあるんだよ」ということを知ってもらう、そして何か身体に異常を感じたら早めに病院を受診してもらう、ということをしています。特に治療法がない病気ということなのですが、手術で子宮全摘をして10年以上が経過しても特に問題なく、元気に生活をしています。「なんとかなる。なるようになる」そう思います。何しろ、気持ちで負けないことが一番大切だと思うし、「頑張れ」と言葉にしなくても側にいるだけで良いのだと思いました。症例数の少ない病気になると心配や不安も多いと思いますが、「大丈夫。大丈夫!」と自分を信じて、絶対に希望を捨てないことが大切だと思います。