2017年1月20日

「風邪の効用」から学んで

野口 晴哉という整体の第一人者の「風邪の効用」という本を風邪をひいた時に何度も読み直しています。風邪は身体の一つの整体であり薬で無理やり治すものではなく,経過を待って風邪を通過させる・・そして元気になるというものです。風邪は身体が疲れているという身体からのサインであり,それを無理に薬に頼って身体からのサインを見逃すと大きな病気をするという内容です。

これを読んで納得してから私は風邪をひいた時はあまり薬に頼りません。身体が休めというサインを出している証拠だと思いひたすら寝ています。事情があり寝てばかりもいられない時は「葛根湯」という漢方薬くらいは飲んでしまいますが,熱が出ても40度いかなければ解熱剤は飲みません。

但し,昨今はノロウィルスやインフルエンザ,マイコプラズマ肺炎など薬を使って早急に対応すべき病気が多いので,見極めることが大事です。あまり症状がひどい場合は病院で診察してもらって,お医者さんに処方された薬を速やかに飲むということも大切だと思います。東洋医学と西洋医学の良いところをそれぞれ取り入れていくことは知恵だと思います。

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