2018年4月2日

父は恐怖はなかったのかと

父は肝臓がんになり、放射線治療の末、5年前に他界しました。しかし、肝臓がん以前に糖尿病である意味闘病している訳です。運がいいのか、病院の先生から言われた余命よりはあるかに長い時間を生き延びました。完治は無理でしたが、医者も驚く時間を生きた事になります。本人も自身の事なのにあまり関心がないんです。不思議な人でした。というより、糖尿病でそうとう症状が重かったので、もしかするとそうした思考がマヒしてしまていたのかもしれません。

今さら闘病と言っても、糖尿病でそうとう闘病してますからね。一つ二つ増えた所で、なんてことなかったのか?それとも本人はある意味諦めていたのか。定かではありませんが、癌より糖尿病の方が苦労した事は事実でしょう。最終的には目に障害までもった訳ですし。他界する時も七転八倒の苦しみではなく、眠るように他界しました。それが何よりだとは思います。人生の最後をどう締めくくるのか。それは当人次第なのかもしれません