2017年8月3日

ある日父親が、急性白血病と診断されて

私の父親が、体調を崩して3カ月間ずっと微熱や咳を繰り返ししていました。病院に検査に行っても、胃腸風邪だピロリ菌だと言われ薬を処方されましたが治らずにいました。
しばらくしてちょっと遠くの総合病院で精密検査を行ったら、急性白血病と診断され即入院。一番身近で大変だったのは正社員で働きながら、父の闘病を支えていた母だと思いますが、私も休みの日に手伝ったり、面会に行ったりと大変でした。
その中でも、父親が弱っていく姿を見て、後ろ向きな発言を聞くしか出来ないことが一番大変だったと思います。

一番辛いのは父親なので、後ろ向きな発言を聞いても下手に励ましたりせず、うんうんと頷いて受け入れて聞いてあげることが大事だと思いそうしていました。
また、1か月に数日自宅に帰れる日(リフレッシュ退院)があったので、その時はなるべく実家に帰り、仕事も有給を使って父親と一緒にいる時間を増やしたり、行きたいところへ車で連れて行ったり、畑仕事(ほんとは白血病患者は畑や菌のあるところへは行ってはいけない)を手伝いに行ったりしていました。そうすることで父親も、治療後の生活を考えてるようになり、前向きな気持ちが出てきました。

癌の中でも、白血病が一番抗がん剤が効果ある病気で、医師からは5年生存率や治る確率、再発の確率、色々な話をされて不安になる人も多いと思います。
父親もまだ経過を追っている途中なのでなんとも言えませんが、ずっと後ろ向きな気持ちでいるよりは、気晴らしになることを一緒にやって、少しでも不安を取り除いてあげることが一番だと思います。